3-284-555-03(1)
リモコン三脚
Remote control Tripod
Trépied à télécommande
取扱説明書
Operating Instructions
Mode d'emploi
Manual de instrucciones
VCT-80AV/VCT-60AV/VCT-50AV
©2008 Sony Corporation
Printed in China
VCT-80AV
1
13
2
14
15
3
16
4
17
18
5
19
6
7
20
8
21
9
22
23
24
10
11
25
12
VCT-60AV/VCT-50AV
14
1
2
13
15
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16
17
4
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6
19
5
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7
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24
10
11
25
12
2
3
1
5
4
VCT-80AV/VCT-60AV
1
2
a
3
4
b
VCT-80AV
6
1
5
2
4
3
VCT-60AV/VCT-50AV
4
3
5
6
2
1
VCT-80AV
VCT-60AV/VCT-50AV
a
b
c
d
e
f
g
h
*
日本語
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や人身事故に
なることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示
しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、まちがった
使いかたをすると、火災などにより人身事故になることがあり危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
●安全のための注意事項を守る
●故障したら使わずに、お買い上げ店またはソニーの相談窓口に修理を
依頼する
警告表示の意味
取扱説明書では、次のような表示をしています。表示の内容をよく理
解してから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故
によりけがをしたり周辺の家財に損害を与えたりするこ
とがあります。
注意を促す記号
行為を指示する記号
けが
下記の注意事項を守らないと、
をすることがあります。
開脚してからビデオカメラを取り付ける
脚を閉じたまま取り付けると、転倒してカメラを破損したり
けがの原因となることがあります。
積載ビデオカメラ重量を守る
制限重量を超えると、三脚が倒れたりしてけがの原因となるこ
とがあります。
各ロックつまみやレバーおよび脚ロックレバー、カメラネジな
どの締め付けパーツは確実に締め付けて固定する
締め付けが弱いと、ずれたりはずれたりして、ビデオカメラの
破損や人にけがを負わせる原因となることがあります。
脚の出し入れ、エレベーターの操作には充分注意をはらう
指などをはさみ、思わぬけがをすることがあります。
使用上のご注意
ビデオカメラを取り付け、取りはずすには
ティルトストッパーを確実に締めて固定してください。また、カメラ台
にビデオカメラを搭載したあと、アクセサリーなどを取り付けないでく
ださい。カメラ台が傾き、ビデオカメラを破損することがあります。
お手入れについて
汚れたら、やわらかい布に中性洗剤溶液を含ませてふいてから、乾い
た布でからぶきしてください。
海岸など、潮風の当たる所で使用したあとは、乾いた布でよくふいて
ください。
特長
この三脚はビデオカメラなどにお使いいただける、リモコン機能付き三
脚です。
パンハンドルのリモコンで、ソニーの
リモート端子付きビデオカ
A/V
メラを操作することができます。
リモコンには撮影の基本機能(電源の
ON/OFF
、動画撮影・静止画撮
影、ズーム)のほか、スローズームの
ON/OFF
、ガイドフレーム表示
の
機能があります。
ON/OFF
各部のなまえ
カメラネジ
1
ビデオボス
2
3
クイックシュー
カメラ台
4
ティルトストッパー
5
パンストッパー
6
7
エレベーター
水準器(
のみ)
8
VCT-80AV/VCT-60AV
エレベーターストッパー
9
10 クランクハンドル(
VCT-80AV/VCT-60AV
のみ)
11 脚
12 ステー
13 クイックシュー固定レバー
14 カメラ台ストッパー
15 コードクランパー
16
A/V
リモート端子
/A/V
リモート端子ホルダー
ランプ
17
POWER/REC
ボタン
18
GUIDE FRAME
START/STOP
ボタン
19
20
PHOTO
ボタン
21 ズームレバー
スイッチ
22
POWER ON/OFF
23 パンハンドル
SLOW ZOOM
スイッチ
24
25 脚ロックレバー
三脚を立てる
脚を広げる。
1
2
ステーを押し下げる。
脚ロックレバーを解除する。
3
希望の長さに脚を引き出す。
4
脚ロックレバーを締め、固定する。
5
水平の調整をする
水準器の気泡が赤い円の中に入るように、脚の長さを調整する。
(水準器は
VCT-80AV
、
VCT-60AV
のみ搭載)
ビデオカメラを取り付ける
バッテリーやカセット、 "メモリースティック" 、ディスクなどは、ビデ
オカメラを三脚に取り付ける前にセットしておいてください。
クィックシュー固定レバーを右側に引きながら、クィックシューをは
1
ずす。
クイックシューをビデオカメラに取り付ける。
2
カメラネジをしっかり締める。
ビデオカメラを取り付ける際には、ビデオボスをボス穴 (a) に合わせ
てください。
クィックシュー固定レバーを右側に引きながら、クイックシューを三
3
脚に取り付け、固定レバーを左側に戻して固定する。
A/V
リモート端子をビデオカメラの
A/V
リモート端子に接続する。
4
コードが長い場合は、コードクランパー (b) に挟んでください。
高さを調節する
エレベーターストッパーをゆるめる。
1
クランクハンドルを回して、希望の位置にする。 (クランクハンドル
2
は
のみ搭載。
は、 カメラ台部分を持っ
VCT-80AV/VCT-60AV
VCT-50AV
て高さの調節をする。 )
エレベーターストッパーを締める。
3
パンニング/ティルティング
エレベーターストッパーがしっかり締まっているか確認してから、パンニ
ング/ティルティングは行ってください。締めかたが充分でないと、画
像がゆれる原因になります。
パンニング
ビデオカメラを
° 回転させて撮影することができます。
360
パンストッパーをゆるめる。
1
2
パンハンドルを左右方向の希望の位置に動かし、ビデオカメラ位置を
調節する。
パンストッパーを締める。
3
ご注意
急にパンニングした場合、カメラネジがゆるむときがあります。ゆる
んでいないか、ときどき確認してください。
ティルティング
ビデオカメラを上下に向けて撮影することができます。
ティルトストッパーをゆるめる。
4
パンハンドルを上下方向の希望の位置に動かし、ビデオカメラ位置を
5
調節する。
ティルトストッパーを締める。
6
カメラ台の位置を変える
ビデオカメラの縦位置撮影ができます。
カメラ台ストッパーをゆるめ、カメラ台を右側へ起こし、カメラ台ストッ
パーを締める。
ご注意
ビデオカメラの重心位置によっては、任意の位置で固定できない場合
や三脚が不安定になる場合があります。
リモコンで操作する
お手持ちのビデオカメラの取扱説明書もあわせてお読みください。
電源を入れる
1
ビデオカメラの電源を入れ、スタンバイ状態にする。
リモコンの
ランプ (e) が緑色に点灯します。
POWER/REC
ビデオカメラを動画または静止画の状態にする。
2
ご注意
スタンバイ状態がしばらく続くと、自動的に電源が切れます。再び、
スタンバイ状態にするには、 リモコンの
スイッチ (b)
POWER ON/OFF
で電源を「
ON
」にします。
動画を撮影するには
START/STOP
ボタン (f) を押す。
ランプが赤色に点灯して、撮影が始まります。
POWER/REC
撮影を止めるには、もう一度
ボタンを押す。
START/STOP
POWER/REC
ランプが緑色に点灯して、スタンバイ状態になります。
静止画を撮影するには
PHOTO
ボタン (c) を軽く押したまま画像を確認し、強く押し込む。
リモコンの
START/STOP
ボタン、
PHOTO
ボタンは、ビデオカメラの
同じ名前のボタンと同じ働きをします。
ズームする
ズームレバー (d) を傾ける。
T
側(望遠) : 被写体が大きく写る。
側(広角) : 被写体が小さく写る。
W
ズームレバーを傾ける角度によって、ズーム速度が変わります。
スローズームする
SLOW ZOOM
スイッチ (g) を「
ON
」にする。
ズームレバーを傾ける角度に関係なく、ズームは遅い速度に固定され
ます。
スローズームを解除するには、
スイッチを「
」に
SLOW ZOOM
OFF
する。
ご注意
スローズームの速度はビデオカメラにより異なります。
ランプが赤色に点滅した場合は、画面に警告表示が
POWER/REC
出ています。ビデオカメラの表示を確認してください。
ガイドフレームを表示させる (A)
GUIDE FRAME
ボタン (a) を押す。
ビデオカメラの画面に水平・垂直のガイドフレームが表示されます。
ガイドフレームに合わせて三脚の脚やティルティングを調節してくだ
さい。
ガイドフレーム表示を解除するには、もう一度、
GUIDE FRAME
ボタ
ンを押す。
写真はイメージです。実際の画面表示とは異なります。
*
ガイドフレーム機能は、
リモート端子搭載のビデオカメラ、およ
A/V
び
HDR-HC9
でご利用できます。
A/V
リモート端子非搭載の以下のビデオカメラでもリモコン操作がで
きます。ただし、
以外はガイドフレームは使用できません。
HDR-HC9
HDR- CX7, CX6, FX7, HC9, HC7, HC5, HC3, SR8, SR7, SR5, SR1, UX7, UX5,
UX3, UX1
DCR- DVD908, DVD905, DVD808, DVD805, DVD803, DVD755, DVD708,
DVD705, DVD703, DVD653, DVD608, DVD605, DVD602, DVD508,
DVD506, DVD505, DVD408, DVD406, DVD405, DVD404, DVD403,
DVD308, DVD306, DVD305, DVD304, DVD205, DVD203, DVD202,
DVD109, DVD108, DVD106, DVD105, DVD103, DVD92, DVD7, HC96,
HC94, HC90, HC48, HC47, HC46, HC45, HC44, HC43, HC42, HC41,
HC40, HC39, HC38, HC37, HC36, HC35, HC33, HC32, HC30, HC28,
HC27, HC26, HC24, HC23, HC22, HC21, HC20, HC19, HC18, HC17,
HC16, IP7, IP5, IP1, PC1000, PC55, PC53, SR300, SR290, SR200, SR190,
SR100, SR90, SR82, SR80, SR72, SR70, SR62, SR60, SR52, SR50, SR42,
SR40, SR33, SR32, SR30
対象のビデオカメラは、すべての国や地域で取り扱いしているわけで
はありません。
撮影が終わったら
リモコンの
スイッチで電源を「
」にする。
POWER ON/OFF
OFF
ご使用にならないときは
A/V
リモート端子は、
A/V
リモート端子ホルダー (h) に差し込んでお
いてください。
三脚をたたむ
三脚からビデオカメラをはずす。
1
2
パンストッパー、ティルトストッパーをゆるめて、パンハンドルをた
たむ。クランクハンドルを元の位置に戻す(
) 。
VCT-80AV/VCT-60AV
パンストッパー、ティルトストッパーを締める。
3
3
本の脚の脚ロックレバーをゆるめて、脚をたたむ。
4
5
脚ロックレバーを締めて固定する。
持ち運びについて
キャリングケースに入れてください。
ご注意
ビデオカメラを取り付けたままで、持ち運ばないでください。
主な仕様
積載カメラ重量
VCT-80AV: 4 kg
以下
以下
VCT-60AV/VCT-50AV: 3 kg
パンニング角
360
度
ティルティング角
VCT-80AV:
前傾
90
度、後傾
60
度
前傾
度、
VCT-60AV/VCT-50AV:
90
後傾
55
度
脚段数
VCT-80AV/VCT-50AV: 3
段
段
VCT-60AV: 4
リモコン機能
POWER ON/OFF
スイッチ、
PHOTO
ボタン、
START/STOP
ボタン、ズームレバー(
T/W
) 、
スイッチ、
ボタン
SLOW ZOOM
GUIDE FRAME
外形寸法
VCT-80AV:
全高 約
1 670 mm
(開脚状態 エレベーター使用時)
縮長 約
630 mm
VCT-60AV:
全高 約
1 465 mm
(開脚状態 エレベーター使用時)
縮長 約
480 mm
VCT-50AV:
全高 約
1 170 mm
(開脚状態 エレベーター使用時)
縮長 約
460 mm
リモートコードの長さ 約
400 mm
パンハンドルの長さ 約
260 mm
エレベータースライド
VCT-80AV:
約
330 mm
約
VCT-60AV:
265 mm
VCT-50AV:
約
265 mm
使用温度範囲
0
℃ ∼
40
℃
質量
約
VCT-80AV:
1.7 Kg
VCT-60AV:
約
1.3 Kg
VCT-50AV:
約
1.2 Kg
付属品
キャリングケース(
個) 、
1
印刷物一式
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
保証書とアフターサービス
保証書
この製品には保証書が添付されていますので、お買い上げの際、お受
け取りください。
所定事項の記入および記載内容をお確かめのうえ、大切に保管してく
ださい。
保証期間は、お買い上げ日より
1
年間です。
アフターサービス
調子が悪いときはまずチェックを
この取扱説明書をもう一度ご覧になってお調べください。
それでも具合の悪いときは
ソニーの相談窓口にご相談ください。
保証期間中の修理は
保証書の記載内容に基づいて修理させていただきます。詳しくは保証書
をご覧ください。
保証期間経過後の修理は
修理によって機能が維持できる場合は、ご要望により有料修理させてい
ただきます。
ご相談になるときは次のことをお知らせください。
型名:
VCT-80AV/VCT-60AV/VCT-50AV
故障の状態:できるだけ詳しく
お買い上げ年月日
「400」